これよりインソムニア『酒池肉林』攻略作戦を展開する。
――我々に、停滞も諦念もないのだ!
ハシモフ
アリアドネ作戦、第一次大規模作戦によって、ナイトメアの再生力を大きく落とすことに成功。
第二次攻勢では、ナイトメア及び管理エルゴマンサー・バルペオルの討伐を目標に戦闘を行っていく。
同時にまだ救出できていない人々の救助も平行していく。
第二次攻勢では、紫電重工とノヴァ社の協力の下、ライセンサーに取り付けた小型カメラで作戦状況の撮影を行う。
撮影機材取り付けを拒否する場合は、プレイングに【撮影×】と記入すること。
酒池肉林から救助された人間はことごとくが、酒池肉林内で見ていた夢に強い依存を示し、救助を否定されたことに強い拒絶を示している。
それは酒池肉林を破壊した後も同様だろう。現実への絶望、SALFへの不信感からレヴェルとなる危険性もあり得る。
そこで救助された人々に向けて、誰がどのように人々を救助したか、その理由や想い、そして人々を眠らせていた元凶がどのような存在か、ナイトメアという脅威を正しく人々へ提示するための証拠映像を撮影。事実を彼らのその目で見てもらい、何が正しいのかを本人に判断してもらうこととなる。
貴方はなぜ、助ける為に戦うのか――
カメラを通じて人々に言葉をなげかけるのもいいだろう。行動で示すことも正解だ。
目まぐるしい戦況の中で言葉を紡ぐのは難しいだろう、なのでたった一言でも構わない。
第1メインフェーズ選択肢一覧
難易度:
危険
この選択肢は、作戦方針によってライセンサー本人とアサルトコアでの出撃があります。
キャリアー可能
▼目標
バルペオルの討伐
▼概要
酒池肉林最奥、酒池肉林管理エルゴマンサー・バルペオルと戦闘し、撃破を試みます。
アリアドネ作戦、第一次攻勢によって、再生力が低下しています。
この選択肢に、バルペオル以外のエネミーは出現しません。
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バルペオル
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▼選択肢
【アサルトコア】アサルトコアやキャリアーに搭乗して出撃します。
【歩兵】生身での出撃をします。
難易度:
難しい
この選択肢は、作戦方針によってライセンサー本人とアサルトコアでの出撃があります。
キャリアー可能
▼目標
ナイトメアの可能な限りの撃破
▼概要
酒池肉林各地において、ナイトメアとの戦闘を行います。
サブフェーズの結果、「なんとか撃破可能なライン」にまでナイトメアの再生力が低下しました。
それでも強敵であることに変わりはありません。
選択肢2の作戦結果は、選択肢3の成功度に直結します。
派手に暴れて、ナイトメアの気を引きましょう。
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▼選択肢
【アサルトコア】アサルトコアやキャリアーに搭乗して出撃します。
【歩兵】生身での出撃をします。
【対スティーヴ】生身での出撃。エルゴマンサー・スティーヴと戦闘を行います。
難易度:易しい
この選択肢は、作戦方針によってライセンサー本人とアサルトコアでの出撃があります。
キャリアー可能
▼目標
酒池肉林内部の人間の救出
▼概要
酒池肉林内部で未だ多く眠っている人々の救出に専念します。
戦闘や援護行為は選択肢2で行います。
この選択肢では、基本的に戦闘行為は行わないものとして扱います。
救助後の対応については【アフターケア】の選択肢で行えます。
▼選択肢
【アサルトコア】アサルトコアやキャリアーに搭乗して出撃します。
【歩兵】生身での出撃をします。
【アフターケア】生身での行動。霧の外へ連れ出された人間はほどなくして目を覚まします。『理想的な夢』から覚めて現実に引き戻された彼らはパニックに陥ります。彼らをなだめ、酒池肉林へ向かわぬよう保護・説得することがこの方針の役割です。
現場情報
▼全選択肢共通
中国、南陽インソムニア『酒池肉林』。
黄金の霧で閉ざされた魔境。
全てが黄金色の、中国の風景画めいた、さながら桃源郷のような外観。
事前任務におけるライセンサーの尽力によって、マッピングなどは完了している。
周辺のあちこちに、およそ数人程度のグループになって、救助対象の人間が眠っている。
彼らは酒池肉林にいる間は目覚めない。
第一次大規模作戦によって多くの救助に成功している。
▽黄金の霧
甘い香りがする。嗅覚による判定に多少のペナルティ。
また、霧による視界ペナルティ。
0~5sq:ペナルティなし
6sq~10sq:命中30%ダウン
11sq以上:見えない。
霧の中にいると、PC達に以下のステータス変化が常に適用される。『変調』ではない。
【快楽堕落】抵抗-50%、毎ターン終了時に生命を5%回復。
▽飛娘・飛娘娘の限定特殊能力
ディメンションデブリを解析した技術により、黄金の霧の抵抗力を得た。
・【快楽堕落】の「抵抗-50%」を無視。
・【快楽堕落】の「毎ターン終了時に生命を5%回復」を「毎ターン終了時に生命を10%回復」に強化。
・黄金の霧による視界ペナルティを無効化。
支給品について
全員に通信機が支給されており、ライセンサーは相互間において問題なく意思疎通が可能。
乗り物は、「バイク」「中型装甲車」を要請可能。
ただし「装甲車」については、「一小隊に一台まで」とします。
アサルトコアあるいはキャリアーに搭乗する場合は、乗り物は要請できません。
これらの乗り物はEXISではない為、衝突などでリジェクションフィールドを突破することはできず、ナイトメアの攻撃に対し非常に脆いことに注意。
そのほか、簡単なアイテムであれば支給要請可能です。
(公平性から、あまり特殊なもの・大規模なもの・武器や防具などは支給要請できません)
乗り物について
中型装甲車については、あまり大所帯な小隊でなければ、基本的に一小隊が乗り込める程度の大きさです。
構造についても、プレイングである程度の融通が可能です(例:ハッチやルーフがあるタイプの装甲車、サイドカーのあるバイク)
ある程度「こういう構造のものがいい」とプレイングに希望があれば対応はしやすくなります。
ただし、「チェーンガン搭載」「ニトロエンジン搭載」「超光学迷彩塗布」といった特殊な装備搭載は非対応となります。
判定の公平性から、プレイングにおいて「自力で乗り物の改造」を指定してもマスタリング対象となります。(ただし「養生テープを窓ガラスに貼る」程度の軽いものであれば可能)
敵情報
「バルペオル」は選択肢1、「スティーヴ」は選択肢2にのみ登場します。
また、選択肢1には「バルペオル」以外のエネミーは登場しません。
サブフェーズ、および第一次攻勢の結果、「撃破可能なライン」にまで再生力が低下しました。
それでも強敵であることに変わりはありません。
個体数分布としては、
ヤマサザイ>トウロウリュウ>シンシャ>シャクヤクチョウ。
※霧の中にいると、ナイトメア・エルゴマンサーは以下のステータス変化が常に適用される。『変調』ではない。
【無辺天眼】霧による視界ペナルティを受けない。知覚に関する判定にボーナス。
【金色楽土】毎ターン終了時、HP回復大。
■
エルゴマンサー:バルペオル
凡そ3m前後。黄金の霧で形作られた魔神。
人間形態時よりも基礎能力が上昇しており、常に「行動ステップ」を1ターンに二度行うことができる。
攻撃は全て知覚攻撃。抵抗が非常に高い。
下記スキル以外にも、超広範囲の強力な知覚攻撃、少し範囲は狭めor直線の更に強力な知覚攻撃なども使用。
人間と同じ『五感』で知覚していない。死角はなく、部位狙いは意味がない。霧そのものが存在を構成するモノと思われる。
移動時、あらゆる障害を無視して移動できる。(ただしイマジナリーシールド貫通はできないので、アサルトコアやキャリアー内に侵入することはできない)
<スキル>
※【停滞印相】【刺雨印相】は使用しない。
・【無明已無】パッシブ
『敵』と認識した存在の生命を、毎ターン終了時に「最大生命力分の10%」失わせる。
・【有漏晩餐】パッシブ
全ての攻撃に『継続ダメージ(10)』が付随。
・【嵐の魔神】パッシブ
通常攻撃を行う際、最大三回攻撃できる。それぞれ別の対象に攻撃してもよい。
また、自身を中心に半径30sq以内は、【無明已無】において減少する生命が「最大生命力分の15%」になる。(【快楽堕落】と合計して、10%ずつ減少)
・【我が身は嵐】パッシブ
あらゆる効果で移動させることができない。部位狙い無効、死角なし。
あらゆる被ダメージを半減してダメージ算出。
ただし命中判定でクリティカルした攻撃についてはダメージ半減は発生しない。
・【我が身は雷】対抗
回避0かつ【我が身は嵐】のダメージ半減効果を適用せずダメージを受ける。
その後、攻撃対象に攻撃力を飛躍的に上昇させた状態で、対抗判定をスキップして必中攻撃を行う。
この攻撃力上昇は、相手の攻撃力が高いほど効果が上昇する。
命中判定でクリティカルした攻撃に対してこのスキルは宣言できない。
■
スティーヴ
『酒池肉林』に身を寄せる男性型エルゴマンサー。
『アリアドネ作戦』を経て、戦闘意欲は非常に上がっている。
武器は使わない格闘技スタイル、『肉林』を食し全能力が上昇している
視野死角なし、デフォルト3連続攻撃(初撃回避失敗時は残り全て命中)
同戦域ナイトメアへ【暴走】(大)付与
変調を受けると瞳が赤化し、攻撃力と命中率が上昇する
<関連する連動シナリオ>
・
【金乱】轟嵐磊落、樹海の糸
・
【金乱】轟嵐磊落、強く儚い愚か者
・
【金乱】轟嵐磊落、けもの道
<スキル>
・【旋嵐】パッシブ能力
付与された状態変化を、クリーンナップステップにて『生命(効果値合計)d6消費』で解除
・【月虹】アクティブ
蹴り技。物理白兵、自身を中心に範囲3。
・【流星】対抗
3sq以上の攻撃へ、疾走してカウンター攻撃。同時攻撃にも対応。
・【斜陽】対抗
2sq以内の攻撃を往なし、威力を半減へ和らげる。
・【磊落】アクティブ
『生命(対象人数×10)消費』して発動。
知覚白兵、自身中心範囲2、命中時10sqノックバック。
更に、移動と通常攻撃が可能。
▼
ヤマサザイ(山栄螺)
全長約30m。巨大な岩か山のような外見。
基本的にその場でじっとしているが、敵の存在を察知すると活動開始。
虫めいた鋭い脚を多数有しており、伸縮自在。高い物理攻撃と制圧力を誇る。
装甲は非常に堅牢、かつタフネス。
その質量は移動するだけでも暴力的な凶器。移動上スクエアの対象に物理大ダメージを与える。特にアサルトコア等に搭乗していない生身であった場合、必殺級の攻撃になる。
スキルなどの効果で移動させることができない。
▼
シャクヤクチョウ(芍薬鳥)
極楽鳥に似た、黄金絢爛の鳥型。大きさは大型猛禽類程度。頭部は芍薬のような植物型。
羽ばたきによって煌めきに似た知覚攻撃を放つ(範囲攻撃)。直接的な攻撃力は低いが、攻撃命中対象に
・【移動妨害(強)】
・【回復不能(中)】
・「飛行」を除く、「有利な状態変化」もしくは「グッドステータス」を一つ解除
・選択肢2の個体のみ、【防御低下(強)】
のいずれかを付与する能力を持つ。
回避能力が高め。常に【飛行】状態。毎ターン、自分の手番に行動消費せず周囲へ【注視(中)】の付与を試みる。
救助中の人間を連れ去ろうとする。
▼
トウロウリュウ(蟷螂龍)
全長約40m。黄金絢爛の、細長い龍のような外見。蟷螂の鎌のような器官を、百足めいて全身に有する。
常に【飛行】状態。
ブレスによる長射程・直線の知覚攻撃、肉弾による物理攻撃と多彩。
鱗は堅牢。抵抗が高い。
対アサルトコア/キャリアーナイトメア。アサルトコア/キャリアーに対し巻きつくことで、毎ターンの凶悪な継続的なダメージを与え続けると共に、その移動力と回避力を著しく低下させる。いずれも【継続ダメージ】【移動妨害】【回避低下】ではない。
振り解くには一定のダメージを与える必要がある。
▼
使徒:シンシャ
ロシアから流れ込んだと思しき個体。赤い水銀状物質。
人間大~アサルトコア大までまちまちの個体差。
多彩な物理攻撃を行う。行動ステップにおいて、常に攻撃を2回行うことができる。
攻撃命中対象に【継続ダメージ(大)】の付与を試みる。