1. グロリアスドライヴ

  2. 広場

  3. 【PW】

【PW】

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さてさてここまでは順調順調。
おじちゃんの勘だと、そろそろひと波乱あるだろうね

ジョゼ社社長・ペドロ・オリヴェイラ

●エルゴマンサー達

『レディ・ミラー』
 北米インソムニアを管理しているエルゴマンサー。
 口調は老人のようだが20代後半ほどの、見目麗しい顔立ちをしている。ただしその高慢な性格がはっきりと顔に現れていて、態度も鼻持ちならない。
 姿こそ見せたものの、その能力は謎に包まれている。

『ワンダー・ガーデナー』
 夢の世界『ワンダーガーデン』を創造し、北米にて猛威を振るっている者。ウサギの着ぐるみのような外見をしているが、その(性格という意味の)中身はキレイな顔を大鋏で切り刻みたいという欲求を持つ、危険なエルゴマンサー。
 ワンダーガーデンの主であるという以外に、その能力は不明である。

『ミザリィ』
 南米インソムニアを管理しているエルゴマンサー。
 管理しているとはいうものの、インソムニアは植物に覆われ護られているため、ほとんどいないらしい。
 長身の黒髪美女だが、その戦い方は拳で殴るという、シンプルで暴力的。
 闘争を好むと推測される。

『ジグテオトル』
 人型をした植物のエルゴマンサー。
 大きい事は強さと、木を取り込み巨大化する。一回り小さい分身が、アマゾンの各地にて確認されている。
 だが現在、SALFの認識としては驚異度が低い。

●ワンダーガーデンとは

ワンダー・ガーデナーの創り出した疑似夢世界。
 範囲内で睡眠をとった生物は人間、ナイトメアの区別無く強制的に連れていかれる。
 その世界では特定のルールによって脱出できるが、脱出しない限り現実世界で目覚める事はなく、通常ではEXISを持ち込む事ができず、ライセンサーもそのルールに則って脱出するしか術がなかった。

●アメリカ解放のために

北米はウィニペグをアメリカ軍とライセンサーによる北部解放部隊本拠地として、ハドソン湾に沿って北上るす部隊、北上してビクトリア島などを経由して移動してフォートロスを目指す部隊、ダンダスハーバーを目指す部隊の3つを主たる部隊とし、そこから枝分かれした小部隊らとともに全土の野良ナイトメアを駆逐しながら同時進攻。
 拠点を構えたのち、その三本の矢で一斉にインソムニア攻勢を仕掛ける『ガンマナイフ作戦』を決行中。
 南米はブラジリアを拠点として、もともとナイトメアの数が少なめであるため小隊で動く事に長けている『暁の狐』が中心となり、まずジャングルからナイトメアを殲滅しそのまま南下。
 ナイトメアの脅威を取り払いつつインソムニアを包囲するという極めてシンプルな作戦、『狐の包囲網』を展開。
 中米の脅威が去った故のゴリ押し作戦でもある。

●北米の状況

これまで北米は中米からの侵攻やアラスカ、ニューヨーク州など局所的にエルゴマンサーが話題になったりもしたが、全土では野良ナイトメアの密集率が低いため、被害が極端に少ない。
 カナダにおいてはナイトメアの割合こそ増えるものの、人のいる地域が絞られるため護りやすく、被害がないとは言わないが、被害は案外少ない のが現状だ。
 被害が少ない最大の理由として、インソムニアの位置が関係してくる。
 北米インソムニアはバフィン島・シミクにあるはずだ。
 はっきりと明言できないのには理由があり、インソムニアができてからシミク上空は常に分厚い雲に覆われ、吹雪いている。そのため空からの偵察が極めて困難だからだ。
 天候を操作しているという類の声もあったが、インソムニアが環境に影響を及ぼしているのだろうと言う見方の方が強い。
 自然を味方に引き込んだ北米インソムニアだが、シミクを一言で表すなら、秘境である。それも、島なのだ。
 こちらから攻めにくい分、向こうも攻めにくい。なぜそんなところに構えたかは謎でしかない。
 そんな難攻不落なイメージの北米インソムニアを落とすべく、ガンマナイフ作戦が開始されたのだ。
 ただそれと同時に、野良ナイトメア達はインソムニアに向けて移動を始めているという。
 不穏な空気が漂ってはいるものの、人類が無事に北米を解放できる事を祈ろう。

●南米の状況

 南米はかつての時代から比べると、ジャングルの範囲がだいぶ広がっている。
 

 南米は北米に比べると支配領域は狭く、戦闘地域が割合で言うと広い。
 ただ支配領域とされる地域は上空こそ警戒が厳しいものの、陸路や海路は驚くほど警戒心が薄いので偵察自体は楽な方であり、状況についてはかなりわかっている。
 インソムニアのあるバイアブランカは局所的なジャングルに覆われていて、植物型や昆虫型ナイトメアの巣窟となっているためさすがに近寄る事はかなわない。
 しかしそれ以外の都市では驚く事に、人々が普通に暮らしている。
 道から外れればナイトメアと出会うこともあるようだが、都市間を民間人が車で行き来できるほどに平和だ。
 もっとも、外へ逃げるようなルートだけは危険なのと、ごく稀に都市部でも出現する事がある。
 さらには数年に一度、都市が丸ごと滅ぶ事件が起こるので、やはり管理されている感は拭えない。
 そしてそんな支配領域と対照的に、アマゾンではナイトメアの活動が活発である。
 戦闘領域と認定はされていないが、それは被害報告をしてくるような民族がいないためであり、少数民族の保護にジョナ・ハラデイ率いる『暁の狐』が活躍してはいるものの、ジャングルは確実に侵食されていた。
 ――いままでは。
 現在、南米では少数なれど精鋭ぞろいの『暁の狐』によって、ジャングルの平和を取り戻しつつあるという。
 しかしそれでも南米インソムニアは動きを見せず、不気味な沈黙を続けている。
 このまま何事もなく南米を奪還できればよいのだが……
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