緊急事態だ。人手が足りん。使えるものは何でも使いたまえ。
支部司令の権限内で許可できることなら、全て許可する。
それで1人でも多く救えるなら安いものだろう。
エオニア支部司令:ヨルゴス・アンドレース
●アフリカの情勢
2028年。アフリカ・カイロ防衛戦にて国連軍は致命的な敗北を喫した。その2年後、アフリカ全域が陥落し、アフリカの人々は難民としてヨーロッパへなだれ込んだ。
SALFはイベリア半島、イタリア、エオニア王国、クレタ島、地中海の国々に支部を置き、ヨーロッパ戦線を築いてアフリカから北上するナイトメアを迎撃し続けていた。
それから30年。迎撃の合間に、アフリカに偵察を試みるも、全て失敗に終わり、アフリカが現在どうなっているのか、SALFは把握できずにいる。
●エオニア王国
シチリアとクレタ島の間に浮かぶ島国。
地中海特有の温暖な気候で、
ミーベルと呼ばれる桃に似た固有の果物が名物。
公用語はギリシャ語で、ギリシャとイタリアの影響を受けた文化が残っている。
5年前ナイトメアの襲撃で一度崩壊した。現在は幼い王女パルテニアを国主にすえ、SALFとEUの力を借りて、復興の途中。
少しづつ国は復興に向かっているが、まだ西部の方は戦火の爪痕が色濃く残っていて、国の財政は貧しい。
南部の首都にSALFエオニア支部があり、アフリカから来るナイトメアに対する前線基地となっている。
●SALFクレタ支部
ライセンサーを食って擬態したエルゴマンサーがSALF支部内に潜入。
長年にわたって支部内部を腐らせ、不正の温床を生み出した。
クレタ支部所属ライセンサーによるアフリカ難民への差別も続いていた。
昨年クレタ島防衛戦にて、不正が明るみになり、支部長を含む多くの人員が処分されたが、未だトラブルは続いている。
30年前、アフリカからヨーロッパに逃げてきた、アフリカ難民が多数住んでいる。
近年のクレタ支部の腐敗のせいで、アフリカ難民達はSALFを信頼できないでいた。
【DG】事件で人類救済政府の勧誘に乗ろうとしたアフリカ難民の説得に成功。
アフリカ難民のSALFへの信頼を取り戻した。
(関連シナリオ:
【DG】過去の罪科は此処にあり)